
「会員制ラウンジとは?」 美女しか受からない時代錯誤のルッキズム業界

ラウンジ」と聞いて、あなたは何を想像しますか?
地方の人がイメージするのは「ママがいるスナック風のお店」
でも、東京の夜業界で言う「ラウンジ」は、まったく別の世界です。
それは、六本木・西麻布・赤坂・恵比寿・銀座・青山・新宿・三茶のたった8エリアにしか存在しない「会員制ラウンジ」という特殊な業態。
そして、その採用基準は「美女しか入れない」という、時代錯誤なルッキズムに貫かれてます。
容姿が上位5%でなければ採用されない。会話力や人格は二の次。
「顔とスタイルが全て」—それが、この業界の現実です。
テレビ朝日・弘中綾香アナが大学時代に働いていた
入会費100万円の「銀座JBC」。
18歳から働ける「ラウンジの登竜門」BADD GIRLS。
この記事では、会員制ラウンジを、批判的視点で徹底解説します。

ラウンジとは何か?【基本編】
よく勘違いされることが多いですが、「ラウンジ」には2つの意味があります。
多くの人がこれを混同してます。
2つの「ラウンジ」の違い
| 項目 | 東京の会員制ラウンジ | 地方のラウンジ |
| 立地 | 六本木・西麻布・赤坂・恵比寿・銀座・青山・新宿・三茶の8エリア限定 | 全国の繁華街に存在 |
| ママの有無 | いない | いる(スナック風) |
| 接客 | マンツーマン(キャバクラ型) | ママのサポート役 |
| 料金 | 12,000円〜16,000円/60分 | 3,000円〜5,000円/時 |
| 会員制 | 完全会員制・紹介必須 | 一見さんOK多い |
| 客層 | 経営者・医者・弁護士・芸能人 | 地元常連・サラリーマン |
重要ポイント
都内で「ラウンジ」と言えば、ほぼ100%「会員制ラウンジ」のこと
風営法対象外を謳ってるけど、実態はキャバクラと同じ接待行為
会員制ラウンジの定義
会員制ラウンジは、以下の特徴を持つ業態です。
✅ 完全会員制:紹介または審査が必須
✅ エリア限定:六本木・西麻布・赤坂・恵比寿・銀座・青山・新宿・三軒茶屋のみ
✅ マンツーマン接客:1人のキャストが1人の客につく
✅ 私服勤務:ドレスではなく私服
✅ 高時給:5,000円〜12,000円が相場
✅ ルッキズム全開:容姿が上位5%でなければ採用されない
会員制ラウンジの歴史【起源編】
現在複数店舗ある群雄割拠の会員制ラウンジは、
2000年代初頭のITバブル期に西麻布で誕生しました。
会員制ラウンジとは?都心部だけの特殊業態
発祥地は西麻布。
IT長者たちは既存の高級クラブに満足せず、
「若手経営者が気軽に通える場」を求めました。
背景
・サイバーエージェント藤田晋、楽天・三木谷浩史、ライブドア・堀江貴文らが作ったとされている
・既存クラブは格式が高すぎて堅苦しい
・ホステスとの年齢・価値観の差
2006年「六本木encounter」—会員制ラウンジ元祖の誕生
六本木encounterが2006年に開業し、
会員制ラウンジの元祖とされてます。
系列展開
・銀座・赤坂encounter
・六本木FUSION Lounge
・六本木・銀座BADD GIRLS
銀座JBC—ミスキャンパスと女子アナの登竜門
銀座JBC(Japan Business Club)は、
ミスキャンパス限定の特別な存在。
基本情報
・入会費:100万円
・キャスト:全員女子大生・ミスキャンパス経験者限定
・客層:経営者・財界人・政治家
・弘中綾香(テレビ朝日アナ)、福田成美(元フジテレビアナ)が過去勤務
・時給:3,000円〜5,000円
なぜ女子アナの登竜門か?
・一流大学生限定の採用
・ミスキャンパス経験者のみ
・人脈・接客スキル獲得
・アナウンサー試験に有利な「経営者との会話経験」
BADD GIRLS—18歳から働ける「素人系」登竜門
BADD GIRLSは2003年開業の素人系・未経験者歓迎の会員制ラウンジ。
| 項目 | 銀座JBC | BADD GIRLS |
| 採用基準 | ミスキャンパス経験者限定 | 素人系・未経験者歓迎 |
| 客層 | 経営者・財界人 | 若手経営者・IT関係者 |
| 時給 | 3,000円〜5,000円 | 1,500円〜3,000円 |
| 入会費 | 100万円 | なし(紹介制) |
| 年齢 | 大学生限定 | 18歳〜OK |
BADD GIRLSの特徴
・18歳〜勤務可能(高校生不可)
・六本木・銀座に展開
・時給1,500円〜3,000円
・素人系・未経験者を積極採用
・ミスキャンパスである必要なし
・カジュアルな雰囲気
キャリアパス例
18歳:BADD GIRLS(時給1,500円〜3,000円)—素人系の登竜門
20歳:恵比寿TICKETS / 六本木TERRACE(時給6,000円〜15,000円)
22歳:西麻布BEKKAN / ROOTS TOKYO(時給6,000円〜18,000円)
2010年前後の急成長
2010年前後、西麻布・六本木を中心に急拡大。
理由
・リーマンショック後の経済回復
・会員制で信頼がある、体を売らなくても経営者が貢いでくれる、という口コミ
・芸能・モデル事務所が港区・渋谷区に集中→人材供給
主要グループと系譜【店舗編】
ここでは豆知識として
どこの店がどこの系譜かを記載します。
ラウンジ嬢もあまり把握してない情報です。
レトルフグループ—西麻布老舗の系譜
レトルフグループは、焼肉うしごろと同じオーナーが展開する西麻布老舗系列。本店の RETTALF(レトルフ) は 完全会員制ラウンジの「先駆け」「元祖」 と言われ、12年以上営業を続けた。
シートバック制から時給制へ
創業当初〜2019年まで、レトルフは「シートバック制のみ」で営業していた。
| 項目 | 創業〜2019年 | 2019年〜閉店 |
| 給与システム | シートバック制のみ | 時給制+小計バック |
| 小計バック | なし | 10%〜 |
| 時給 | なし(完全シートバック) | 5,000円〜12,000円 |
| 指名バック | 本指名3,000円/場内1,000円 | 本指名3,000円/場内1,000円 |
シートバック制とは?
・シートに着いた時間だけ報酬が発生する給与システム
・待機時間は給料ゼロ
・指名が多いキャストは高収入、少ないと厳しい
・西麻布の完全会員制ラウンジの象徴的システム
レトルフは長年このシステムを維持し、完全会員制の格式とブランド を守り続けた。しかし2019年に時給制+小計バックへ移行し、より安定した給与体系へと変化した。
2023年に本店RETTALFは閉店。跡地には BEKKAN の姉妹店 NIKAI が入居。
同系列の Degrees(ディグリース) も西麻布で営業していたが、現在は閉店済み。日給約30,000円という高給与水準で、容姿重視の採用基準で知られていた。
現存する系列店
| エリア | 店舗名 | 備考 |
| 西麻布 | SENSOR | |
| 恵比寿 | Varela(ヴァレラ) | |
| 恵比寿 | GOKAN(旧GASTONG) | 旧名ガストン |
| 銀座 | ROSSE(ロッセ) |
レトルフグループは西麻布を起点に、恵比寿・銀座へとエリア展開。本店のRETTALFとDegreesは閉店したが、残る系列店は現在も営業を続けている。
ベッカングループ—レジテッドの2号店から業界トップへ
2017年2月、西麻布の老舗『レジテッド』の2号店・別館として『ベッカン』が誕生した。
誕生の経緯
AZABU RESITED(レジテッド) は2011年7月オープン、西麻布の老舗高級店として10年以上営業を続けた。
2017年2月、レジテッドの「2号店」「別館」として『BEKKAN(ベッカン)』がオープン。 本店レジテッドと2号店ベッカンの2店舗体制で西麻布を牽引した。
2024年3月29日、ビル老朽化によりレジテッド本店が13年間の歴史に幕を閉じ、2024年4月以降はベッカンが事実上の後継店となった。
現在は西麻布で3本の指に入る高級会員制ラウンジとして、業界トップクラスの集客力を誇る。
*2026年春先にこのグループが旧レジテッドビル一棟丸々ラウンジにする計画が進んでいる。ラウンジの統一戦争が始まる。
シートバック制ラウンジから高時給ラウンジTERRACEの台頭
西麻布AJITO → 2nd(セカンド)→ 六本木TERRACE → 西麻布the room AZABU(2024年6月オープン) という系譜で、シートバック制から完全時給制へと業界を変革したグループ。
六本木TERRACE(テラス) は六本木人気No.1の会員制ラウンジで、時給制+高額バック により「これまでにない平均時給と高額バックを実現」し、業界の給与水準を引き上げた。採用時給は5,000円〜50,000円、平均時給7,000円〜8,000円で、シートバック制主流の時代に完全時給制を確立。
2026年1月から改装工事のため休業、2026年5月リニューアルオープン予定。
2024年6月、TERRACEの2号店として西麻布the room AZABU(ザ・ルーム)がオープン。2フロア構成の大型店で、時給5,000円〜30,000円。2026年2月現在、TERRACE改装中のため西麻布the roomと合同営業中。一部キャストがthe roomへ移動し、TERRACE再オープン後は両店舗体制に戻る予定。
その他有名店舗
西麻布: TT、ROOTS、24、CANNA
六本木: JUNGLE SECOND、リエラ、アチェロ
恵比寿: TICKETS、38℃
青山: AOYAMA LOUNGE
新宿: Good Art(2023年10月オープン)
リアルな世界【裏側編】
表の華やかさの裏には、ミスキャンパス文化、18歳登竜門、輩系の影、芸能人との深い関係が存在します。
H3: 業界の裏側—輩が多い理由
表向きは風営法対象外だが、
裏では輩系(反社・半グレ)の関与が噂される店舗も。[j] (#cmnt10)
理由
・夜の利権構造(高額現金)
・客層トラブル対応
・フロント企業としての利用
具体例(噂レベル)
・不良のフロント企業オーナーのラウンジ
・六本木・西麻布は暴力団・半グレ組織の拠点とされる側面がある
注意
全店がそうではない。大手グループは比較的クリーン。
📌 2019年以降の規制強化
2019年前後、港区麻布警察署の方針により風営法の取り締まりが厳格化。六本木・西麻布エリアでは営業時間が午前1時まで(営業延長許容地域)と定められ、これを超えた営業は摘発対象に。会員制ラウンジも実質的に25時閉店が基本となった。
エリア戦略と失敗事例【拡大編】
恵比寿38℃は人気店だが、池袋進出は失敗。
経緯
・オープン:2019年11月
・閉店:2020年5月(約半年で撤退)
・コンセプト:「池袋史上初の会員制ラウンジ」
失敗理由
❌ 客層のミスマッチ(学生・サラリーマン中心)
❌ 富裕層の不在
❌ キャスト確保困難
❌ ブランドイメージが機能せず
❌ コロナ禍が追い打ち
教訓
会員制ラウンジは、
エリアのブランド価値と富裕層の存在なしには成立しない。
新宿Good Art—新エリア進出
2023年10月、新宿Good Artが開業。
新宿が「第8のエリア」として定着するかは
今後2〜3年の動向次第。
キャバクラとの違い【比較編】
| 項目 | 会員制ラウンジ | キャバクラ |
| 客層 | 経営者・医者・芸能人 | サラリーマン・経営者・輩 |
| 料金 | 12,000円〜16,000円/60分 | 5,000円〜10,000円/60分(平均) |
| 一見さん | 不可(紹介必須) | 可能 |
| 服装 | 私服 | ドレス |
| 時給 | 5,000円〜12,000円 | 3,000円〜8,000円(平均) |
| 採用基準 | 非常に厳しい | 比較的緩い |
働く側の視点—ルッキズムの実態【採用編】
ここが、このラウンジ業界の最も時代錯誤な部分です。
採用基準—容姿が全て
レベル別採用基準
超高級店(西麻布BEKKAN、ROOTS TOKYOなど)
・清楚系・モデル系必須
・身長160cm以上推奨
・容姿レベル:上位3%
人気店(恵比寿TICKETS、六本木TERRACEなど)
・清楚系・可愛い系、ギャル系
・容姿レベル:上位5%
・経験者優遇
登竜門店(BADD GIRLS、銀座JBCなど)
・素人系・普通の子もOK
・未経験者歓迎
・18歳〜(JBCは大学生限定)
採用されやすい系統
✅ 清楚系・可愛い系
✅ モデル系・スタイル良い
✅ ミスキャンパス経験者(BADD GIRLは違くてもOK)
採用されにくい系統
❌ ギャル系・派手すぎる
❌ タトゥー・ピアス多数
❌ 年齢が高い(25歳以上は厳しい)
H3:なぜこれが「時代錯誤なルッキズム」なのか
問題点①:能力ではなく容姿で評価
・会話力・人格・経験よりも、顔とスタイルが優先される
・「美女選別装置」として機能
問題点②:多様性の欠如
・清楚系・モデル系以外は排除
・個性的な容姿は門前払い
問題点③:年齢差別
・30歳以上はほぼ採用されない
・若さ=価値という固定観念
問題点④:ジェンダー平等の時代に逆行
・女性を容姿で選別する構造
・「見た目が全て」という価値観を再生産
まとめ【ルッキズム業界の実態】
会員制ラウンジは、「美女しか入れない」という時代錯誤なルッキズムに貫かれた業界です。
この記事で明らかになったこと
✅ 8エリア限定の特殊業態
✅ 容姿が上位5%でなければ採用されない
✅ ITバブル期の起業家文化が起源
✅ 池袋進出の失敗が示すエリアブランドの重要性
✅ 能力ではなく容姿で評価される構造
ジェンダー平等・多様性が叫ばれる現代において、
この業界の採用基準は明らかに時代錯誤です。
しかし—
それでもこの業界が存在し続けるのは、需要があるからです。
経営者・医者・芸能人といった富裕層は、
「美女と会話を楽しむ場」に月数十万〜数百万円を支払います。
働く女性側も、
時給6,000円〜18,000円という高収入を得られます。
批判すべきか、受け入れるべきか—
答えは簡単ではありません。
ただ、この業界が
「容姿という生まれ持った資源を、市場価値に変換するシステム」として機能している事実は、否定できません。
それは、モデル業界やアイドル業界と
本質的には同じ構造です。
時代錯誤なルッキズムか、容姿という資源の正当な活用か—
その判断は、あなた自身に委ねられています。
ただ一つ言えるのは、
この業界の実態を知らずに批判も肯定もできないということです。
この記事が、あなたの判断材料になれば幸いです。
、、、いかがでしたか。
美女しか受からない業界。
それが会員制ラウンジです。
また容姿だけで評価される時代が少しづつ終わりに向かい、高学歴だったり、ゴルフとかポーカー等、男性の嗜みを理解している女性が好まれるようになりつつある。
パラメーターが容姿以外もハイスペックのネオラウンジ嬢の誕生である。

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